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インデックス

ログイン画面導入イメージ
萌えplymouthテーマ画面
(背景画像付き)

起動画面(Plymouth)の萌え化(Ubuntu 22.04 LTS〜に対応)

下準備

ログイン画面の萌え化で使用したAlternatives Configurator(galternatives)をインストールしておく必要があります。

萌え化用テーマファイルの入手

以下より萌え化用テーマファイル「萌え萌えSpinner」をダウンロードします。

萌え萌えSpinner(mmspinner.tar.xz):ダウンロード

萌え化手順

mmspinner.tar.xzをダウンロードしたら右クリックから「ここで展開」で解凍して中身をフォルダごと「/usr/share/plymouth/themes/」に入れます。操作には管理者権限が必要なので、端末(Ctrl+Alt+T)を開いて以下を入力適用すればGUIで操作できます。(Terminal~$)

sudo nautilus /usr/share/plymouth/themes

次にAlternatives Configurator(galternatives)を起動して、「default.plymouth」タブを開き空欄で右クリック「新規」を選びます。

萌え萌えSpinner

警告表示が出るので「OK」ボタンを押します。

萌え萌えSpinner

すると設定画面が出るので、「Path」には「mmspinner.plymouth」の場所を指定します。↓以下をコピペすればOKです。

/usr/share/plymouth/themes/mmspinner/mmspinner.plymouth

「Priority」は他とかぶらない数値「20」などとし、「OK」ボタンを押します。

萌え萌えSpinner

これで元画面に「/usr/share/plymouth/themes/mmspinner/mmspinner.plymouth」が登録されるので、左端の「●」をクリックして、(下記画像にはありませんが)右下に「適用」ボタンが現れるのでそれを押します。

萌え萌えSpinner

↓このようなボタンが出ます。
萌え萌えSpinner

認証画面が出るので、パスワードを入力して「認証」ボタンを押します。

萌え萌えSpinner

あとは端末(Ctrl+Alt+T)を開いて以下のおまじないをします。(Terminal~$)

sudo update-initramfs -u -k all

萌え萌えSpinner

少し時間がかかりますが、「〜:-$」が出れば完了です。
再起動すれば冒頭の起動画面となります。

萌え萌えSpinner

背景画像の変更

お好きな萌え壁紙を上記「background-tile.png」の名前で差し替えれば変更できます。

但しこの起動画面で使われているPlymouth(Spinner)はタイル表示となるため、画像を画面の解像度に合わせる必要があります(後述)。

背景画像の場所

以下「background-tile.png」が背景画像のファイルなので、これを必要に応じてバックアップを取り、同ファイル名で置き換えるなりすればOKです。

/usr/share/plymouth/themes/mmspinner/background-tile.png

操作には管理者権限が必要なので、端末(Ctrl+Alt+T)を開いて以下を入力適用すれば操作できるようになります。($は含まない)

$ sudo nautilus /usr/share/plymouth/themes/mmspinner/

背景画像の解像度を画面の解像度(今回の場合「1024×768」)に合わせ、以下のように置き換えました。

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

画像を変更したら端末(Ctrl+Alt+T)にて以下おまじないをします。($は含まない)

$ sudo update-initramfs -u -k all

再起動すると以下のように画像が変わったのを確認できます。

背景画像を変更した例
萌え萌えSpinner

背景画像を変える際の注意

上記で軽く述べましたが、Spinnerの性質上解像度があっていないと背景画像に萌え絵などの一枚絵を貼った時にタイル表示になってしまいます。そのため起動画面の背景で萌え絵を使いたい場合はその解像度に合わせる必要があります。通常はお使いのモニターの解像度で大丈夫だと思いますが、もし貼り付けた萌え絵がタイル表示になるようでしたら、解像度の設定もしくは背景画像の解像度を調整をする必要があります。

ちなみに1600×1200の画像を1024×768の画面に貼った場合以下のようなトリミングされた表示になります(これはこれでいいけど)。

1600×1200の画像を貼った例
Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

画面解像度の調整方法

解像度を調べる

Plymouthで使える解像度を調べるために、マシンを起動する際に「Esc」キーを押しながら立ち上げ「Grub」を表示します。

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

「Grub」画面が出たら「c」キーを押します。するとプロンプトが出るので「vbeinfo」と入力しリターンキーを押します。

vbeinfo

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

すると以下のように表示できる解像度が出ます。この中から自分のディスプレイの解像度に近いものをメモっておきます。今回のわたしの例では「1024 x 768 x 32」を使いました。ちなみに「x 32」は色のビット数のことです。

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

メモったら「Esc」キーを押してGrubに戻りそのまま起動します。

「grub」ファイルの編集

マシンが立ち上がったら端末(Ctrl+Alt+T)を開いて以下を入力適用して管理者権限で「grub」の設定ファイルを開きます。($は含まない)

$ sudo gedit /etc/default/grub

24行目あたりにある「#GRUB_GFXMODE="640x480"」の下あたりに以下の行を追加します。「1024x768-32」の部分はそれぞれの環境で置き換えてください。

GRUB_GFXPAYLOAD_LINUX="1024x768-32"

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

続けて次のファイルを編集します。

$ sudo gedit /etc/initramfs-tools/conf.d/splash

空のファイルが表示されるので以下を入力して保存します。

FRAMEBUFFER=y

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

最後に端末から以下をそれぞれ入力適用します。($は含まない)

$ sudo update-initramfs -u -k all
$ sudo update-grub

Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

これで設定は完了です。再起動してみましょう。

背景画像のサイズ調整

手持ちの萌え絵は「1600×1200」だったのですが、GIMPで開いて「画像」>「画像の拡大・縮小」を開き幅と高さが連動した状態(鎖がつながっている)で、高さを「1024」にすると幅が「768」となったので、そのまま右下にある「拡大・縮小」ボタンを押して確定します。

解像度の調整
Ubuntu 20.04 LTS Plymouthの萌え化

縦横比の違う画像の場合は「画像」>「キャンパスサイズの変更」で調整するといいでしょう。

あとは「ファイル」>「名前を付けてエクスポート」を選び、「background-tile.png」の名前で保存すれば、画像の準備完了です。上記「背景画像の変更」の項目を参考に画像差し替え等の操作をすればOKです。


そのほかのカスタマイズはこちら。

デスクトップを萌え萌えに
ログイン画面の萌え化
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